白馬ニレ池試投会

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10月最後の土日、29,30日の二日間、長野県は白馬村、白馬八方スキー場の麓にあるニレ池フィッシングセンターで
初めてとなる自主試投会を行いました。

初日は天気が悪く、風が強い上に一日中霧雨が舞う状況。とても寒く釣りにいらっしゃるお客さんもまばらで、ほとんどがルアーの方ばかり。
こりゃあ、厳しいな、と思っていたら長野のフライマンが2名お越しになり、いろいろと振って下さいました。
翌日は打って変わってぽかぽか陽気。風も無く絶好の試投日となりました。
富山の友人たちも集まってくれ、初日の長野のお二人もまたお出でになり、皆でワイワイとのんびりと一日を過ごす事が出来ました。
いろんな感想、評価も頂く事が出来、非常に意味のある試投会となりました。

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驚いたのが近しい知人の友人、あるいは同じ職場という出会いが2件ありまして、思わず大笑い。
世の中が狭いのか、はたまた釣りの世界が狭いからなのか分かりませんが、世の中面白いものです。

もう一つ驚いたのが、ニレ池さんの魚のコンディションの良さ。
いつもはクリアな水だという事なのですが、今年は白馬の大雪渓の崩壊と、先日の雨で水源の川が濁り
池も白濁した状態。しかし、水質そのものは非常に良い感じで、水温も夏でも12℃と理想的な環境。
更にオーナーから養魚場への特別なオーダーにより、入っている魚はひれピンで美しい物ばかり。
しかも型ぞろい。なかなかこんな管理釣り場には他ではお目に掛かれないように思います。

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北アルプスの麓であるので、冬の寒さを想定して防寒の用意をしていったのですが、雪国出身と言えど太平洋側の温暖な環境に慣れた身としてはなかなかに厳しい寒さでありました。


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試投会のご案内

今月末29,30日(土日)に長野県白馬にあります管理釣り場、ニレ池さんにおいて当工房の竹竿の試投会を開催致します。
ニレ池オーナーの安藤さんの全面的なご協力も得る事が出来ました。
私の地元、富山の友人方にはすでに連絡をしておりますが、釣りにいらっしゃって興味のある方全員に試投して頂きたいと思っております。
是非、皆様のおいでをお待ちしております。

http://www.nireike.com/


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Woodstick2016 秋のクラフト展 in 京北クラフト

JADEブース
右京区京北町にある京都府の施設「アウル京北(京都府立ゼミナールハウス)」にて第8回 けいほくクラフト が10月1,2日の両日開催されました。
フライ、ルアーのクラフトグループであるWoodstickはその展示会に釣り具クラフトグループとして参加、展示を行いました。
釣りがメインのイベントでは無いので、来場されるお客様の多くは釣りには興味が無いようでほとんどの方が素通りなのですが、中にはフライフィッシングに興味ありありで、竿などを見て声を掛けてくださる方もいらっしゃいました。
お話しを聞くと、興味が大いにあるのだけど最初の一歩が踏み出せていないとの事。
早速試投をお勧めして簡単に投げ方をお教えした上で竹竿の感触を味わって頂きました。
上手くラインが飛んだ時にはとても気持ちが良いものだとおっしゃてました。
自分の作る竿を、云々はともかく是非FFの世界へ足を踏み入れて頂きたいものです。

一方、グループではブース裏に小さいけれども素掘りの池を用意しており、そこへニジマスを放流して体験フライフィッシングを実施しておりました。
興味を持って申し込んでくる家族連れの方が多く、中でも子供さん達が積極的に挑戦してました。
水の濁りもほぼ無く、それだけに魚も警戒して口を使わず皆さん苦戦しておられ、いつの間にかお父さんが熱くなって竿を熱心に振っているというシーンも見受けられました。
その中の一人でも良いからいつかフライを初めてくれたら良いのになあ。
体験フィッシング
最近の雨続きのなかで、好天に恵まれた二日間でした。


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Fly Fishing Event in NAGOYA 2016

1月16日、4年ぶりとなるFly Fishing Event in NAGOYA 2016が恒例のサンビーチ日光川で開催されました。
今回は残念ながら1日だけの開催でしたが、主宰者発表で約350名の方々が来場されたようです。

前回開催時は私は一来訪者としてお邪魔したのですが、今回は出展者として参加させて頂きました。
TIEMCO,Flux,C&F DESIGN,VARIVAS,Gamakatsu,WALTON,SMITH,Blood-Knotなどの超有名メーカー、デベロッパーさん達や、名古屋の有名ショップさん達の居並ぶ中、唯一竹竿メーカーとして出展させて頂きました。
集客についてはまるっきり皆さんにおんぶにだっこ状態で、「厚かましいかな?」とも思いつつ諸先輩方の胸を借りるつもりでエイヤッと店を広げてしまいました。12570936_767353173370965_233669700_n

有名ブランドのロッドが星の数ほど展示される中で、どの位竹竿に興味を示してもらえるんかな、と思っていましたが、結果、他のブースや随時行われたデモンストレーションを見に行く間も無い程多くの方が訪れて下さり嬉しい悲鳴状態でした。
友人にお手伝いをしてもらっていたのですが、もし、一人だけで対応していたらとても大変だったところです。

2,3,4各ピースモデルの展示をしたのですが、立川のイベント同様多くの方が4ピースモデルに興味を示され、また各モデルの試投もして頂きました。
やはり皆さん揃って「4ピースとは思えない軽さ」「投げやすさ」「張りのあるアクション」「そのパワーとトルク」という点を評価して頂けました。
どのモデルでもそうですが「竹竿でも張りが有ってベナベナでなく、こんな竿が出来るんですね、竹竿を見る眼が変わりました。」という声を多くの方がおっしゃっておられました。
竹竿というとベナベナで柔らかく振りにくい物だ、という認識の方が多いのでしょう。どこのイベントでもそういうお声を良く聞きます。
好き嫌いはともかく、今後もそういう認識を少しづつでも変えて行けると良いなと思っています。

まだまだ納得のいかない事、未熟なところもありますが、皆様から良いお声を頂くと今後もより良い物を目指してがんばろう、という原動力になります。
天気は良かったのですが風が強くなりとても寒い中お越し頂いた皆様に感謝いたします。有難うございました。
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第4回 竹のフィッシング・クラフト展


1か月遅くなりましたが昨年12月中旬に立川は国立昭和記念公園で行われました第4回 竹のっフィッシングクラフト展について。

今回は2日間のうち雨の日もあり、昨年よりはお客様の来場者数が少なかったように思います。
とは言え、そこは流石に竹竿フリーク、若しくは興味のある方ばかりですので、皆さん食入る様にズラリと展示されている竹竿に見入ったり、ビルダーさんと熱く語り合ったりというシーンがそこここで見受けられました。

当ブースでは4ピースに興味深々の方が多く、外で各モデルを試投して頂きました。
皆さんが口を揃えて、投げやすさ、4ピースとは思えない軽さ、パワーとトルク、張りのあるしっかりしたアクションなどの良い評価のお言葉をお聞かせ頂きました。

今後もますます磨きをかけていきたいと思います。
ああ、自分のブースの写真を撮るのすっかり忘れていました。


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第7回 けいほくクラフト(2015 秋のWoodstick 楽しいクラフト展)

JADE ブース

最初は何がなんやら分かりませんでした。
あうる京北で行われる「けいほくクラフト」と「2015秋のWoodstick 楽しいクラフト展」。
どちらが主なのか、どちらがほんとのイベント名なのか?

現場で、あうる京北(京都府立ゼミナールハウスのニックネームだそうです)の職員の方に聞いて初めて理解した次第です。
まず、あうる京北が主催する「けいほくクラフト」(今回は7回目)というのがあって、そこへ参加する個人のクラフト作家さんと同じ立場で釣りのグループ「Woodstick」が1グループとして参加しているのだということです。

「Woodstick」は関西圏中心の釣り(フライ、ルアー)のクラフト作家の啓蒙グループで、年2回の活動をしています。
春は京都北部の河川で釣りをメインとしたイベントを行い、秋は今回の様に「けいほくクラフト」に1クラフトグループとして参加しているのだそうです。

で、ここに今回は参加、出展してきました。フライグループブース
場所は京都市右京区京北です。以前は京北町だったそうで合併して右京区となったそうです。
昨年もお誘いを受けていたのですが、ちょうど母親の法要と重なり参加は出来ませんでしたが、今回は晴れて酸化させて頂く事ができました。
思っていた以上にたくさんの参加者がいらっしゃまして圧倒されました。
木、紙、皮革、布、染め、焼き物、イラスト、自転車、金属などのクラフト作家さんに加え、いろんな食べ物のお店も多く出展しています。
その数、実に88店舗。店舗毎にテントを建てていますので、まるでテント村です。
多種多様な作品、商品には圧倒されました。「あ、これ欲しい」と思う作品も多々見つけるのですが、値段を見るにつけシュンとなってしまいます。
振り返ってみれば同じなんですね。大量製造の工業製品ではなく、作家が自らの手で、自らの技術で一点一点コツコツと作り上げた物ですからそれなりの時間も要しますし、それなりの価格になるのは道理な訳で。
我々のやっている事も同じな訳です。自分を差置いて、他の方の作品の値段が高いなあと思うのは筋違いな話です。

それはさておき、3日、4日の二日間は爽やかな晴天に恵まれ(3日は死ぬほど暑かったですが)、イベントにいらっしゃるお客さんもとても多く、子供たちもちょっとしたきっかけで釣りの遊びに夢中になったり、結構にぎやかな中にもゆったりした空気が流れ、大変気分の良いイベントを過ごすことが出来ました。

2015 あうる京北 クラフト展

第7回 けいほくクラフト

大人も子供もそうなんですが、最初から釣りの事を目的に来てらっしゃる方々は別として、普通の方は目の前に釣り道具が置いて

あっても「ふ~ん、釣りねェ」という感じで眺めていらっしゃるんですが、ルアータックルでの出展者の方がキャスト標的として、リングや、丸板にベルをつけたターゲットなどを設置したとたんに目の色が変わりまして、わき目もふらずターゲットめがけてキャストし続けたのには驚きました。
ちょっとした目先の変化で火が付いてしまうものなんですねえ。興味を引くという事についてとても良い勉強をさせていただきました。

こんな感じのクラフト展ってありそうでなかなか無い感じがします。
来年もまた京北へまったりしに行こうと思ってます。


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