第7回 けいほくクラフト(2015 秋のWoodstick 楽しいクラフト展)
最初は何がなんやら分かりませんでした。
あうる京北で行われる「けいほくクラフト」と「2015秋のWoodstick 楽しいクラフト展」。
どちらが主なのか、どちらがほんとのイベント名なのか?
現場で、あうる京北(京都府立ゼミナールハウスのニックネームだそうです)の職員の方に聞いて初めて理解した次第です。
まず、あうる京北が主催する「けいほくクラフト」(今回は7回目)というのがあって、そこへ参加する個人のクラフト作家さんと同じ立場で釣りのグループ「Woodstick」が1グループとして参加しているのだということです。
「Woodstick」は関西圏中心の釣り(フライ、ルアー)のクラフト作家の啓蒙グループで、年2回の活動をしています。
春は京都北部の河川で釣りをメインとしたイベントを行い、秋は今回の様に「けいほくクラフト」に1クラフトグループとして参加しているのだそうです。
で、ここに今回は参加、出展してきました。
場所は京都市右京区京北です。以前は京北町だったそうで合併して右京区となったそうです。
昨年もお誘いを受けていたのですが、ちょうど母親の法要と重なり参加は出来ませんでしたが、今回は晴れて酸化させて頂く事ができました。
思っていた以上にたくさんの参加者がいらっしゃまして圧倒されました。
木、紙、皮革、布、染め、焼き物、イラスト、自転車、金属などのクラフト作家さんに加え、いろんな食べ物のお店も多く出展しています。
その数、実に88店舗。店舗毎にテントを建てていますので、まるでテント村です。
多種多様な作品、商品には圧倒されました。「あ、これ欲しい」と思う作品も多々見つけるのですが、値段を見るにつけシュンとなってしまいます。
振り返ってみれば同じなんですね。大量製造の工業製品ではなく、作家が自らの手で、自らの技術で一点一点コツコツと作り上げた物ですからそれなりの時間も要しますし、それなりの価格になるのは道理な訳で。
我々のやっている事も同じな訳です。自分を差置いて、他の方の作品の値段が高いなあと思うのは筋違いな話です。
それはさておき、3日、4日の二日間は爽やかな晴天に恵まれ(3日は死ぬほど暑かったですが)、イベントにいらっしゃるお客さんもとても多く、子供たちもちょっとしたきっかけで釣りの遊びに夢中になったり、結構にぎやかな中にもゆったりした空気が流れ、大変気分の良いイベントを過ごすことが出来ました。
大人も子供もそうなんですが、最初から釣りの事を目的に来てらっしゃる方々は別として、普通の方は目の前に釣り道具が置いて
あっても「ふ~ん、釣りねェ」という感じで眺めていらっしゃるんですが、ルアータックルでの出展者の方がキャスト標的として、リングや、丸板にベルをつけたターゲットなどを設置したとたんに目の色が変わりまして、わき目もふらずターゲットめがけてキャストし続けたのには驚きました。
ちょっとした目先の変化で火が付いてしまうものなんですねえ。興味を引くという事についてとても良い勉強をさせていただきました。
こんな感じのクラフト展ってありそうでなかなか無い感じがします。
来年もまた京北へまったりしに行こうと思ってます。
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